IRとは

IRとは、「Integrated Resort」の頭文字で統合型リゾートと呼ばれています。

  • 民間事業者が、展示施設・国際会議場、ホテル、レストラン・ショッピングモール、エンターテイメント施設など、子どもから大人まで誰もが訪れ、楽しむことのできる施設と、これを収益面で支えるカジノ施設を一体的につくり、運営するものです。
  • IRにより観光の振興、地域経済の振興、財政の改善への貢献が期待でき、観光立国を目指す日本の国家的なプロジェクトに位置づけられています。

横浜が目指すIRとは

 横浜市が目指すIRについて、2020年8月に「横浜IR(統合型リゾート)の方向性」として公表しました。その中で、横浜IRの基本コンセプトと、それを実現する4つの方向性をまとめています。詳細版はこちら(横浜市ホームページ)をご覧ください。

基本コンセプト

横浜イノベーションIR『横浜を世界から選ばれるデスティネーション(目的地)へ』

 1859年の開港を機に、海外諸国との交易の中心となった横浜は、世界中から集まる人・モノ・情報・文化であふれ、文明開化の名の元に、近代日本の成長をけん引する国際的な港湾都市として、目覚ましい発展を遂げてきました。

 その後の震災や戦災、東京一極集中の人口急増など横浜の5重苦と言われた困難な状況においても、個性ある自立都市を目指す熱意と気概を持ち、六大事業に着手し、みなとみらい21をはじめとする事業を着実に進め、人口374万人、最大の基礎自治体として、日本有数の経済都市に成長してきました。

 今後、横浜においても人口減少、超高齢社会等、様々な社会経済情勢の変化が見込まれます。そうした中でも、市民が生き生きと暮らし、魅力と活力あふれる都市であり続けるため、横浜は今ある「横浜らしさ」に誇りを持ちながら、新しい文化を迎え入れ、将来を見据えた新たな「横浜らしさ」の創造に向けてチャレンジする必要があります。

 現在、横浜は開港からの異国情緒の残る山下公園、元町、中華街や、若者に人気のみなとみらい21地区など、日本有数の観光地として多くの人で賑わっています。また、パシフィコ横浜では、多くの国際会議などが開かれ、「グローバルMICE都市」としての地位を築いてきました。

『 横浜IR 』では、世界水準のMICE施設、ホテル、エンターテイメントや最先端のテクノロジー(技術)を駆使した未来の街を、これまで築き上げてきた都心臨海部の街の魅力や資源と一体的に整備し、融合していくことで、相乗効果を最大限に発揮するとともに、新たな魅力・資源をハイブリッド(混成)に創造し、横浜の観光・経済に イノベーション(革新)をもたらしていきます。

そして、横浜都心臨海部がこれからも、横浜市民の憩いの場であるとともに、

世界各国の人々が、日本に行ってみよう!
日本に行くなら横浜に行ってみよう!

そう思ってもらえる

横浜イノベーションIRを目指していきます。

横浜IRの基本コンセプトを実現する方向性

4つの方向性  横浜のさらなる飛躍と将来にわたる市民の豊かな暮らしのために

横浜IRの方向性1 世界最高水準のIRを実現

  • ビジネスからレジャー、大人から子ども、外国人でも日本人でも、幅広い客層が楽しめる非日常的で印象的な空間を有する都市型リゾートを目指し、
    世界の人々が日本に行ってみよう!
    日本に行くなら横浜に行ってみよう!

    と思われる世界最高水準のIRを実現します。
  • 周辺地域との一体的な観光振興により、『 横浜IR 』 から 市内・県内はもとより日本各地の魅力を発信し、送客することができる
    日本のゲートウェイ(玄関口)を目指します。
  • ギャンブル依存症や周辺の治安対策など、想定されるリスクに対して、世界最高水準とされているIR整備法やギャンブル等依存症対策基本法などの関連法令のほか、最新のテクノロジーを活用したシステムを構築し、世界のどこの地区よりも安全で安心できるエリアとしていきます。

横浜IRの方向性2 都心臨海部との融合

  • 横浜の都心臨海部には、開港以来の歴史や文化、美しい港の風景や水際を身近に感じられる都市空間など、これまでのまちづくりで築かれてきた豊富な魅力や資源があります。最先端のテクノロジー(技術)を駆使した新しい街のモデル 『 横浜IR 』 を、これらの都心臨海部の既存の街の魅力や資源と一体的に整備し、融合していきます。
  • 21世紀の日本における新たな開港の地として世界各国の人々を迎え入れ、もてなす世界から選ばれるデスティネーション(目的地)に相応しい魅力的な都市づくりを進めます。

横浜IRの方向性3 オール横浜で観光・経済にイノベーションを!

  • 世界最高水準のスケールとクオリティを有する 『 横浜IR 』 と、これまでつくり上げてきた都市としての魅力や資源を融合し、世界の観光・MICE都市、文化芸術創造都市としての横浜の新たな魅力・資源を創造するとともに、その相乗効果により、

横浜の観光・経済に イノベーション(革新)をもたらし、

横浜を世界から選ばれるデスティネーション(目的地)へと導いていきます。

  • また、その効果を都心臨海部はもとより、横浜市域全体、さらには日本各地に拡げていきます。

横浜IRの方向性4 安全・安心対策の横浜モデルの構築

  • 横浜市の依存症対策への取組

これまで国が示す依存症対策総合支援事業やアルコール健康障害対策基本法、ギャンブル等依存症対策基本法等に基づき事業を進めていますが、さらに、横浜市では依存症の方を増やさないように次の4つの対策を徹底して進めていきます。

市の総合的な依存症対策

  1. 依存症への総合的な取組
  2. 予防教育の実施(高校保健体育における啓発など)
  3. 事業者や研究・専門機関との研究
  4. 調査による実態把握(令和元年度3,000人対象)

IR整備法関連

  • 日本人等への7日間で3回迄、28日間で10回迄の入場制限
  • 広告・勧誘の制限やカジノ内ATM設置禁止など施設内制限
  • 本人・家族の申告による入場制限
  • 日本人等への24時間毎に6,000円の入場料

事業者独自の依存症対策

  • 顔認証やAI等による入場制限・モニタリング
  • 訓練された従業員の巡回、声掛け
  • 治安対策などの懸念事項への取組

治安対策

  • 警察との連携
  • 区域内外の防犯カメラ設置
  • 警備スタッフの配置・巡回

反社会的勢力の関与への対策

  • 徹底的な調査による排除
  • カジノ入場規制

青少年への悪影響対策

  • マイナンバーカードによる入場規制・夜間巡回の実施

マネー・ローンダリング(犯罪資金洗浄)対策

  • 一定額以上を換金した際の届出
  • カジノのチップ持ち出し、譲渡禁止
  • 顧客の本人確認の徹底